ブックオフで100円の小説を楽しむ
何か月かの周期で自分の中で小説ブームがやってきて、集中的によく読む時期があります。
数年前は仕事の出張が多くて、よく移動の新幹線や電車内で本を読むことが多かったこともあります。
小説はスマホで読むより、本で読むことがほとんどです。
文庫本のサイズがほとんどで、よく本屋さんの新著コーナーを覗いていました。
ある時ふと本屋さんに寄った所、『十二国紀』シリーズのファンタジー小説が目につき購入しました。
『魔性の子』を読み、久々にホラー小説が読みたくなってきました。
昔学生のころに流行った『リング・らせん』をよく好きで読んでいたころを思い出したのです。
それから『十二国紀』シリーズ作者の小野不由美さんの本に嵌まっていきました。
この作者はホラー小説が多く、しかも日本にまつわる祟りなどを扱ったホラー物なので日本人の僕にとってはより身近で怖く感じるのです。
『十二国紀』シリーズは新装版のため新品で購入していました。
しかし昔の作品はもしかしたらブックオフで安く買えるかもしれないと思い、あるときブックオフに寄ってみました。
ブックオフに行ってみると、100円コーナーがあり著者別にかなり豊富に小説が置いてありました。
見てみると小野不由美さんのコーナーもあるじゃないですか。
僕はそれから『黒祠の島』『屍鬼』『残穢』などを読み漁っていきました。
山崎豊子や司馬遼太郎など有名な著者の作品も100円コーナーに豊富にありびっくりしました。
ただ通常の古本コーナーにも少し300~400円位で同じ小説が売っていることもあり、何を基準に値段に差があるのかよくわかりませんでした。
汚れや劣化などなんでしょうが、正直あまり見分けがつきませんでした。
移動中や就寝前に読む程度であれば、少し汚れが気にならない方はブックオフの100円コーナーはおすすめです。
最近メルカリなど新たな中古市場が登場して、ブックオフもいろいろ業態の変化を模索しているでしょうが、個人的に100円で小説が買えるお店は残っていて欲しいなと考える今日この頃です。