エッセンシャル思考を読んで、自分が感じたことをまとめました。

どうもダンジです。

先日エッセンシャル思考という本を読みました。

ミニマリスト的思考にもつながる『より少なく、しかしより良く』を唱えた本です。

 

 

この本は以下のようなことを感じている人におすすめです。

  • やりたいことが多すぎてすべて中途半端になってしまう
  • 計画を実行に移しても中途半端で終わってしまう
  • 本当に自分のやりたいことが見つからない
  • 身の回りの物が多すぎて片付けられない
  • 人間関係に疲れている

ミニマリストは知っている人も多いと思いますが、所有物を必要最低限にして暮らす人々のことです。

物を最小限にすることにフォーカスがされがちですが、この本はその思考法について書かれた本だと思います。

 

僕も普段シンプルな生活を心掛けていて、1つ購入すると古い物はすぐ売ってしまうようにしています。そうすると物は増えていきません。

最近もAerのバッグを購入してすぐに、以前使っていたマンハッタンポーテージのバッグをメルカリで売りました。

大事なのは自分が好きなものだけに囲まれて暮らすことです。

たくさんではなく一点豪華を貫くこと。好きじゃないものはすべて手放していくこと。

 

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【目次】

 

 

 

 より少なく、しかしより良く

この本で書かれている考え方は『より少なく、しかしより良く』の一文に集約されています。

そのためにまず以下の点を考えます

  • 今自分は正しいことに力を注いでいるのか?と絶えず問いつづける。
  • エネルギーの使いどころを必要最小限にすることで、一番重要な物事において最大限の成果を発揮する。

一番大事なことはやりたいことを絞ること

  • やることを計画的に減らす。
  • 90点ルール これしかないと思えるものしか選ばない。
  • 最低条件を3つ選び、それをクリアしたものを選択する。

今やっている仕事は本当にやりたいことなのかという問いをされています。

結局自分で優先順位を決めなければ、他人の言いなりになるということです。

 

本当にやりたい仕事を見るけるには

今本当にやりたいことに集中できているかは本当に大事なことです。

もしやりたくもない仕事をやっているのならば、転職も一つの方法です。

 

やりたいことを見つける方法は

  • 自分は何が好きか、何に向いているか、世の中に貢献できるかの3つで絞る。
  • 要は大好きで才能を生かせて世界の役に立てる仕事。
  • たった一つのことしか出来ないとしたら何をするか。

 

本質目標を設定する

この本では本質目標の重要性について書かれています。

本質目標とは具体的かつ魅力的な戦略で大きな意味があり測定可能なことです。

そのためには以下の方法を取ります。

  • 最終的にどこへたどり着きたいのか? 具体的で明確な目標設定
  • ボトルネックを特定する  邪魔になるものは何か?情報不足 疲労など
  • 邪魔なものを取り除く! 周りの環境 自分自身の考え方

小さな一歩を積み重ねる 小さく始めて、大きな成果を得る 地味でも着実に勝ちにいく。人間のモチベーションに対して効果的なのは、「前に進んでいる」という感覚です。

 

仕事や生き方を編集する

自分の人生を編集者として俯瞰して、編集してみる。

編集の4原則

  1. 削除する 余分な選択肢を断ち切る
  2. 凝縮する 結果に対する行動の比率を減らす  より少ない努力で大きな成果を出す
  3. 修正する 仕事や生き方でも自分の本質的な目標を明確にしておけば、それに合わせて行動を修正できる
  4. 抑制する まずは立ち止まって全体を見る

境界線を引くことで自由になる。明確な境界線を引くことで、自分の領域を好きなだけ使えるバッファ(緩衝)をとる 最悪の事態を想定し、準備と計画に全力を注ぐ 徹底的に準備する 見積もりは1.5倍で考える

 

シナリオプランニングでリスクを軽減する

人生には色々なリスクが起こります。あらかじめ想定しておくことでそのリスクを軽減しておくリスクマネジメント戦略についての考え方があります。

  1. このプロジェクトには、どんなリスクがあるか?
  2. 最悪の場合どんなことになりうるか?
  3. 周囲の人への影響はどのようなものがあるか?
  4. そのリスクは自分にとってどの程度の経済的負担になるか?
  5. リスクを減らすためにどのような投資を行うべきか?

仕事を減らし成果を増やす。本当の障害を取り除き成果を生まない努力をやめる。

 

習慣について

いい習慣を身に付けることが、人生において重要なことです。

作者は習慣を身に付けることについてこう書いています。

  • 本質的な行動を無意識化する。
  • 睡眠食事仕事のリズムを作れば、余計な注意を避け、本当に重要なことに全力で集中出来る。

習慣にはトリガー・行動・報酬の3つの要素があります。

 

今を生きるには

ホリエモンも言っていますが、未来や過去ではなく今を生きることが重要なテーマだとこの本には書かれています。

そのためにはシンプルに3つのことがあります。

  1. 今何が重要か考える。今必要ないことは消す。
  2. 未来を頭のなかに考えない。やりたいことを紙に書く
  3. 優先順位をつける

 

この本に書かれていることは、シンプルに物事を考えより本質的なことに絞って集中して今を生きていくことの尽きると思います。

全米でもここ日本でもすごく売れている本です。

一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか?

 

 

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする